ヴァンダルハーツ2の面白さについて

2日の日記にヴァンダルハーツについて長文を書いたわけですが
ちょいとヴァンダルハーツ2について感想とかを書いてみようと思う。


2日の日記の通り、ヴァンダルハーツシリーズは2作出ていて
2はデュアルターンシステムという独特なシステムを使ってるのですが
そのシステムは、「こちらが誰かを動かす」と「敵も誰かが動いてくる」というシステム。
基本的には直接攻撃を仕掛けようとした場合は
後ろ→右→左の順に攻撃できる位置に移動してくる。
更に言えばHPの少ないキャラを狙ってくるという習性もある。
それを踏まえてこのゲームを進めていくのですよ。
そう言えば、1はテーマ曲とかTVCMとかやってて豪華だったなぁ。
ヴァンダルハーツ!ヴァンダルハーツ!ってCMがやたら印象に残ってる。


このゲームのストーリーはめちゃくちゃ重い。
同じコナミが出してる幻想水滸伝とかは
人が頑張れば歴史が変わるみたいな感じですが
こっちは逆です。
むしろ人がどんなに頑張っても歴史は簡単に変えられないという
全く逆なものがテーマ。
タクティクスオウガに比べてかなり重い重い。
もう途中でげんなりしてくるかもしれないですね。


さて・・・ゲームシステムについてですが・・・
前にも書いたとおり、このゲームは装備品でステータスが決まります。
防具は大きく分けて4つ。
鎧=HP高めMP低め・超重い・移動低い・EP高い(技を使うための気合のようなもの)
ローブ=HP低めMP高め・超軽い・移動普通・EPかなり低い
翼=HPやや低めMP普通・軽い・移動超広い・EP普通
軽装=全て普通
という特徴がある。


武器は大きく分けて9つも。
剣・斧・ダガー=片手直接武器
槍=両手直接武器
弓=両手間接武器
投=片手間接武器
杖=唯一魔法が使える直接武器
盾=片手直接武器・HP・回避率が上がる。
特殊=近距離武器、種類によって片手だったり両手だったり。
当たり前だが両手持ちの武器は盾を持てない。
片手の武器は両手に違うものを持つこともOK。
また、横から攻撃が来るとき、その方向の手に武器があると回避率が上がる。
ちなみに、EPは特定の技を使うか、攻撃すると上がる。
これが低いと使えない技があったりする。


さて、防具の部分で重さというのを出したがこれはなんなのか?
このゲームのシステムはさっきも言った通り、敵と味方が同時に動く。
ということは、可能性的に同じ場所へ移動することもあるのだ。
これを「バッティング」と言う。
そうなった場合、軽い方が1マス吹っ飛ばされて行動がキャンセルされる。
ただし、重いと素早さが下がる。
移動は同時だが、行動は素早さの高いほうが先なので
一概に重くすればいいというわけではない。


まぁそんなわけで、装備品が全てを決めるシステムなので
最終的には詰め将棋的なゲームになります。
はっきり言って、かなりムズいです。
序盤はそうでもないんですが、後半が激ムズです。
もう真のEDなんて攻略本なしじゃ絶対見られません。
な、なんだってー!?とMMRもビックリするような方法じゃないとED見られません。
まぁ個人的には真のEDじゃないED(と言っても合計で5つくらいあった気が)の方が好きですが。


あと、このゲームは大きな欠点があります。
それはキャラデザが全くゲーム中に活かされてないことです。
はっきり言って誰コイツ?え、これが説明書のキャラ紹介のヤツ?
おいおい、説明書間違ったんじゃねぇの?
って言いたくなります。
あと、マリアに多分衝撃を受けます。
Mな人はきっと興奮するでしょう(これは欠点とは言わんか)


結論を言えば、SRPG好きならやれってこった。
コレ以上面白いSRPGがあったらオレに教えろ。